診療・手術・検診
白内障手術は、術式の確立された比較的安全な手術です。
当院では、最新の機器を使用して、日帰り手術を行っています。
※特殊レンズ(遠近レンズ、乱視用レンズ)を使用した手術は行っておりません。
局所麻酔を用いて約20分間で終了します。痛みはほとんど感じません。
眼の一部分に3mmの小さな穴をあけて、そこから細い機械を挿入し、濁った水晶体を超音波で破砕吸引します。
その後人工レンズを挿入し手術は終了です。
健康保険が使用できます。
1割負担の方は約16,000円、3割負担の方は約48,000円かかります。(片目)
白内障は眼の中にあるレンズ(水晶体)が濁る病気です。
白内障がある程度進行すると、かすんで見にくくなります。
手術にてかすみを取り除き、視力を回復させることができます。
年齢によるものが一番多いです。
個人差もありますが、60歳頃から徐々に進行します。
他にも先天的にある白内障や、糖尿病・薬の副作用・外傷などが原因となる場合もあります。
初期の状態では点眼薬を用いて進行を予防します。
進行して日常生活に不自由を感じるようになったら、手術をします。
緑内障は目の奥にある神経(視神経)が障害されて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。
自覚症状がないまま進行し、放置すると失明することもあります。
早期発見、早期治療をすればそれほど怖くない病気です。
最近の調査によると40歳以上の17人に1人が緑内障にかかっていました。
ところが、このうち治療を受けている人は20%しかいませんでした。
緑内障は視野障害がある程度進行するまで自覚症状が出にくい病気です。
自覚症状がなくても眼科での緑内障検診を受けましょう。
見える範囲(視野)が徐々に狭くなります。 視野がかなり狭くなると、視力も低下してきます。
眼圧を下げるために目薬を使用します。 目薬で眼圧が下がらなかったり、視野狭窄が進行する場合は、レーザー治療や手術を行います。